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ロス・バルバドスでいつも流れているコンゴ音楽。 日本では「リンガラ」と呼ばれています。 故八木繁美先生や、現在一橋大学特任教授 岡崎彰先生などが、 その昔(1980年前後と思われます)、研究のため訪れたナイロビで出会った音楽がありました。 レコードのジャケットには、どの言語で歌われているかが記されていたそうです。 「スワヒリ」「カンバ」「キクユ」「リンガラ」・・・。 そして「リンガラ」と記されてあった音楽がザイール(現コンゴ民主共和国)のポップスで、 当時の民俗音楽を牽引していたものだったのです。 先生方が持ち帰ったレコードを聴きながら、ダイスケ大将などはハマっていったわけです。 当時は今のように簡単に情報を入手することができません。 そんな頃、ミュージックマガジン 1981年2月号で、 岡崎彰先生の「黒い預言者たちの音楽」という記事が出ました。 当時のキンシャサの音楽事情が書いてあるこの記事で、 リンガラ・ファンは遠い国に想いを馳せていたのであります。 今手元に無いのですが、またどこかで手に入れたいバックナンバーです。 70年代から、O.K JAZZ やアフリザなどは日本でも聴くことができました。 そして80年に入り、ザイコ、ヴィヴァ・ラ・ムジカ、などあるらしい、 流行っているらしい、という情報を得ていきます。 ダイスケ大将たちを決定的にコンゴ音楽に引きずり込んだ一枚です。 そう、二枚同じものを持っています。 手前は発売当初に買って、それこそ貪るように聴いたもの。 後ろは、中古で安く出ていたのを改めて買っておいたものです。 これを聴き、ダイスケ大将が初めてキンシャサの地を踏んだのが、 1984年の暮れのことでした。 まさに今から30年近く前のことです。 それからよくまぁ、浮気もせずコンゴ一筋でやってまいりました。 何度も言っていることですが、ことサハラ以南(いわゆるブラックアフリカ)で、 一番人気のある音楽は、コンゴのポップスです。 頼まれてもいないのに、コンゴ音楽の普及に尽力を努めたいと思う、 八木先生の訃報を知った、2013年の暮れであります。
by los-barbados
| 2013-12-16 14:19
| 音楽
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